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●015B、展覧会(チョンラメ)なき後、ただただ民草の心を吸って台頭する劉備玄徳のごときしたたかさの光るド・クレシック待望(?)の3集(参考までに…資料作成者には展覧会との区別が音的につきません）●キム・グァンジン(延世大学卒業の現役金融マンにして投資分析家!)、パク・ヨンジュンの約2名で構成され94年デビュー、本作では全曲この2人で手分けして作詞作曲、ヒット予定曲も3曲まで既に決めてあるという用意周到ぶり ●しかし、なんといっても注目は、約半数のトラックに話題のチャン・ピルスン嬢がコーラスで加わっていること。ほかにチョー・ギュチャン等々までは順当だが、なぜかギタリスト兼Voのイ・ハンチョル(ハズしたアイツ)も加勢しているという、実はアンダーグラウンドな人脈をも見せつけるそのサウンドは、手作りの技も冴える匠の領域へ ●過度にアコースティックぽすぎず、締めるところは締め、出すところは出した上流階級的歌謡だが、鼻につかないところはサスガ(しかしデザインがシン・ヘチョル…)。