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●デビュー当初は投げ遣りさを細かい仕掛けの上で展開し、パンク~タテノリ系にも近かった彼らが、サントラや企画ものなどへの参加も通し変貌を重ねた結果がハッキリ見える形で結実した3集。本国的にはグランジ…の語で形容されているが、organやsitarをふんだんに用い、T.Rexへの直接的なリスペクト・ソングまで収録、歴史文脈的にもサイケ文化は伝聞体験でしかない世代としては一種の賭けでもあるが、ただのイミテーションとは違う豆腐ハンバーグ的な旨みを勝ち得ている。