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COOL / 『10.5集』

(歌手)リンク(本人作/参加/曲)
COOL



イ・ジェフン @[COOL]
(vocal, chorus)



ユリ @[COOL]
(vocal, chorus)



キム・ソンス @[COOL]
(rap, vocal, chorus)



MC Mong
(rap-making)



JED
(rap-making)



キム・ゴンモ
(chorus)



ユン・イルサン
(chorus, compose)



キホ
(chorus, compose)



ファン・チャニ
(chorus, compose)



カン・テウ
(chorus)



キム・ヒョス
(chorus)



イ・ジェヒョン
(chorus)



イ・ギョンジン
(chorus)



スンヒョク
(chorus)



DNG
(chorus)



キム・ジャンウォン
(piano)



キホ




曲目表]
Total: 32:40
track list
0101
BPM 140 

〔曲:キム・ウォンヒョン〕 
1:10
0102
DANCE DANCE 

〔曲:キム・ウォンヒョン〕 
3:14
0103
別れを耐えるいくつかの方法 

〔曲:キホ〕 
4:14
0104
初恋 

〔曲:ユン・イルサン〕 
4:31
0105
会いたいのに 

〔曲:キム・セジン, ソ・ジョンジン〕 
3:55
0106
愛が欲しい 

〔曲:ユン・イルサン〕 
4:05
0107
ソウル見物 

〔曲:パク・ヘウン〕 
3:30
0108
馬鹿 

〔曲:ファン・チャニ〕 
3:54
01--
(Hidden Track: 別れを耐えるいくつかの方法) 

〔曲:キホ〕 
4:20
[some information]

●オリジナル・メンバーによるリユニオン作…なのに「.5」なのがナゾだが、全8トラック入りとミニ・アルバムではなく伝統的なコンマ5集の体裁を守株している。数字的には10集からは3年ぶり(ベスト集成盤を挟み)となる。その間YURIちゃんがチェ・リナとのGIRL FRIENDS等で独自の腰砕けな活動(MVはよくできていた)を展開し、ジェフンもCCM布教に取り組んでいたため、ひとえに今回の復活の成果はキム・ソンス(いまや俳優じゃないほうの…と註釈すべきか)の双肩にかかっているわけだが、建前としてはメンバーのイ・ジェフンがPDとなっているものの、現場の筆頭はユン・イルサンと見られ、2曲を提供、特に(4)はいかにもなハワイアン=ダンスホール(・レゲエ)に加山雄三的な(イルサンなので達郎ではなくマジで雄三サン世代サウンド狙いかもしれない)大風呂敷的拡がりを加え(文字通り)、完全に“いつもの夏COOL”復活の狼煙としているだけでなく、時期的には最凶の女性vo=ユリをfeat.したBANANA GIRL的趣きさえ感じさせている。さらにタイトル曲(6)は明らかにCOOL4集のヒット曲「エサン」のパク○であるという苦情が持ち込まれそうな禁じ手状態となっているが、これはユン・イルサンお得意の本人による再利用カバー(別名:セルフ盗作)なので、KOMCA的にはなんの問題も生じないであろう(ちなみに作詞は同じNEGANETWORK所属のDK4RG@EZ-LIFE)。かつてはアルバムを出す度のその存在感を低下させているともいわれたソンスだが、今回はMC Mong、JED(D.BACE)の強力援軍を得てその存在の理由を確かなものとしており(08に一部Mong自身が出動しているようにも聴こえるが)、繋がりでいうと、ついにラッパー・デビューを果たしたシンジのソロとはある意味『3人組行く年来る年』的な対比状況となっているかもしれない。

なお、(8)の後ろにはピアノ・ソロによる隠しトラックが収録されており、クレジットが当然ながら存在しないわけだが、モチーフとしては(3)のピアノ・バック・トラックのニューエイジ風アレンジかとも思われる(カラオケとして使うにはベースがない等やや難度が高いだろう)。また、ニュー(?)COOLとしてもっともエレクトロニカ(とほほ)風の(2)に対して、(1)はちょっとだけユリの声が入っている。本作の収録時間32:40の塩梅のよさこそが真に「ミニ・アルバム」と呼べる出来なのではないかという訓戒を垂れたい気になるコンマ.5集である。さらにクレジット上はやはり不分明だがキム・ゴンモがコーラスに加わっているのは(5)あたりとみられる。

商品コード : CMCC-8175
製造元 : [2008/7/24] MNET
価格 : 2,100円(税込)
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