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●「キャバレー(ヴォルテールではない)風もありとひねったワザで大穴盤」(本リスト:95年夏)との評価で一部でカルト的支持を得たCULTの2集、而してその実態は先々月のK2と同様の、他のメンバーが勝手に独立してしまいVoが一人だけ残った「バンド」（因みに他のヤツらはView To [group]やらSoloデビューしてしまった)●大韓ナガブチは最近ではパク・サンミンで決まりだが、大韓マツヤマは、この1集時点でも大層目立っていたソン・ジョンハン。92年の大学歌謡祭で奨励賞を得て以来この道一筋●しかしソロになった分、遊びやひねりをやっているヒマはなく、やはりロック・バラード中心へと傾いた選曲、声質的には「透明さを加えた緑色地帯」的で、鍵盤伴奏曲でもなかなかマッチする枯れた味をも加えつつある●Rap入りトラックには未だにデビュー盤が出ないジョン&ライマーの２人組らが参加、さらにK2と同様、過去作(1集)のヒット曲を「II」として焼き直している。●ちなみにお笑い系チームの「カルト三銃士／CULT TRIPLE」とはまったく関係ありません。