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●4人組男子チーム乱戦から1歩抜け出した観もある太四子(テサジャ:くどいようだが、三国時代[中国の]呉の将、太史慈子義から命名)、天・雨・雲・風を4人がそれぞれ担当する…というさすが孫武(孫子)の末裔を自称した孫家政権の将にふさわしい構成(魏ではなく呉というのは、公孫氏との絡みであろうか? 於韓国)。という前置きはここで終わって、本作2ndは、あの伊福部昭・東京音楽大学学長も大満足(たぶん)と思われる、ゴジラとメカゴジラ的序章にのって展開される、スパニッシュ入りの字余り諭し口調の演歌風ラインを備えた感動的なチューン＜愛心＞がタイトル曲(バック・トラックを抜くと完全にトロットだが、ここまでHip ? にしたてた才覚を大きく評価)。当初の予想通り、心情的にも小手先的にも十分O.P.P.A.に対抗。その他のトラックも歌謡的メロがわざとらしくなく、慈愛を感じさせる音に仕上がっており、Rapも必要十分の範囲で隠し味的に挿入、バランス的には少年たちのよいお手本となるでしょう。