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イ・スンギ / 『男が女を愛するとき』


Vitamin Ent. / HOOK Ent. [Korea]
VDCD-6002 / 8804775026911
韓国リリース: 2006/09/12
[Audio CD *1]


[参加アーティスト]
イ・スンギ
チェヨン

曲目紹介
01
どうか
(元歌: イ・ソラ)
4:29 
02
望んで憎む
(元歌: As One)
4:04 
03
僕の中の君
(元歌: ソ・ヨンウン)
4:29 
04
愛していたくせに
(元歌: Lyn)
4:12 
05
もう一度だけ
(元歌: パク・ソンシン)
4:01 
06
アディオ
(元歌: YangPa)
4:06 
07
告白
(元歌: チャン・ナラ)
4:39 
08

(元歌: Riaa)
4:03 
09
僕だけのもの
(元歌: キム・ワンソン)
3:58 
10
出逢い
with チェヨン / (元歌: 高耀太)
3:38 
11
望んで憎む - acoustic guitar
(元歌: As One)
4:04 
●副題にもあるように(?)、ひたすら女性歌手の元歌をカバーしたスペシャル盤。イ・スンギが元来ロッカーなのか、それとも硬派バラード歌手なのか…という分類学の基礎資料としての価値のほかに、実は唱法(ニュアンス)自体が元歌手を彷彿とさせるトラックと、曲自体のインパクトが先行し、それがだれの曲だったかが後から付いてくるトラックに分かれており、スンギの影響の受け方を通して韓国におけるそれぞれの女性歌手の歴史的なキャラ解釈も詳らかになってくるという構造も持っている。たとえば[1]がイ・ソラ唱法(ちなみに作詞も彼女)以外のなにものでもないことは、大韓声帯模写史が編纂されるのを竢つまでもなく自明であるが、Lynの[4](ハシリが譜面上のものなのか、彼女の解釈なのかますます微妙)、さらには超正統派バラードの[7]が実はチャン・ナラのR&B(!)唱法による味付けが大きかったことまで白日のもとに晒される…こととなるわけである(マジか…)。その一方、YangPa[7]、Riaa[8](曲はオ・ソクチュン)あたりは歌手の…というよりも時代相を伴った名曲といった雰囲気となっており、[10]に至ってはもはやしんじは追憶の対象(ここで現実世界のチェヨンを持ってくるところでネタ度もアップ)…。総じて90年代後半以降の、懐メロというには早すぎる同時代的佳曲カバー集となっているわけだが、唯一([9]も92年なのでやばいがいまも現役のワンソンなので…)歴史的には91年作品とされる[5]は事実上、Fin.K.L、またはMAYAの21世紀になってからのカバーからインスパイアされたものとみられ(幼稚園児のスンギがリアルタイムで聴いていた可能性もゼロではないが)、ただしそれとて女性歌手による焼き直しであったあたりはさすが元祖ヌナ派といったところとなっている(つうか派生ヌナ派はヒョニョン=女なのか…)。ちなみにジャケに移っているのはコン・ユ…ではなくスンギ本人。
[※概ね2006年当時の情報を元に記述]。
商品コード : VDCD-6002
製造元 : Vitamin Ent. / HOOK Ent.
価格 : 3,300円(税込)
Audio CD *1
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