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●いよいよ日本での活動も本格化しているヒョンジュくんの4集(実質5枚目)。結局avex casaからの第一弾とほぼ同内容とみられ、日本盤のほうがオマケが多そうだが、韓国盤の初版は愛知万博の閉幕テーマこと「Smile Again」のSingle(5分)を同梱したスペシャル・パッケージとなっている。平原綾香の地声より高いのではないかともいわれるピッチでホルスト「木星」(というか日本では「Jupiter」なのかよ…)を取り上げているが、独自の韓国語詞ではなくよりクラシカルなハミングでの歌唱(この際ホルン部分のテーマにも挑戦していただきたかったが…)。また古くはイ・サンウンが取り上げ(というか古くはもっと前からだが)、最近ではリュ・シウォンも編曲の妙により多少の好評を得た「セヤ ×2」を本式っぽく消化。さらに今回は国楽風アレンジをも抱き込んでおり(『無影剣』の主題歌とされるトラック等)、がんばってるなぁという感じです。ちなみに『怪傑春香』OSTの「幸せになってちょ」や『南極日誌』のハミング曲などの再収録はなし。なお、Czech Symphony Orch.というのは日本でいうところの「チェコ・ナショナル交響楽団」(Czech National Symphony Orch.)と思われる。またPDのイ・サンフンは現・SOONE、元QOQの人とは当然別人(のはず)。取り上げた曲の国籍では韓はもとより日中(香港)英仏独伊…とまるで世界大戦状態。ちなみにフェイ・ウォンのカバーがなかなか中性的で掘り出し物((c)L)です。