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●シリーズB面の元歌手はAs One、Brown Eyes…ときてR&B系づくしかと思いきや、ソン・シギョン、izi(というか『快傑春香』か)、そして高耀太…ではなく曲名とテンポからいってその原曲であるイム・ギフンのカバーだが、ウ・ソンミンが同曲をカバーした映画『6年目も恋愛中』から着想したものとも考えれる(waxの世代からいくと明らかに原曲で知っているはずだが)。そもそもwax自身が彼(イム・ギフン)〜チェ・ジュニョン陣営の人だったこともあり、ほとんどセルフ・カバーに近い感覚かもしれない。そしてラストのパク・ヒョシンに至って、ヒョシンが(稀有なスタイリストとしての逆説的な評価形容としての)ロックが歌えないR&B歌手であることに対して、waxがロック・オリエンテッドな、いわばヒョシンの超えられない壁=イム・ジェボムと双璧を成す奥行きを持った存在であることがそこはかとなく透けて見えてきてもしまうのもむべなるかな状態である(ヒョシンのうぉうぉ節部分はみごと?ギター・ソロに置き換えられているところもゆかしい)。side A同様6曲分のすべてのカラオケが収録された全12トラックで、その割に価格的にはシングル・プライスでもあるので、ミニ名曲集としてもおすすめでき、おそらくCD時代になってからの数少ない、聴取後『曲が短い(少ない)』と感じる作品のひとつとなる可能性も指摘されるところである。

《曲目紹介》

01.　 望んで憎むわ 　3:31

02.　 もう一年 　3:12

03.　 私のもとに来る道 　4:02

04.　 救急室 　3:58

05.　 あなたと出逢ったこの日 　3:47

06.　 いい人 　4:01

07.　 望んで憎むわ Inst. 　3:31

08.　 もう一年 Inst. 　3:12

09.　 私のもとに来る道 Inst. 　4:02

10.　 救急室 Inst. 　3:58

11.　 あなたと出逢ったこの日 Inst. 　3:47

12.　 いい人 Inst. 　4:01

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《曲目紹介》(ハングル[読み])

01.　 ウォナゴ・ウォンマンハジョ 　3:31

02.　 ポルソ・イルリョン 　3:12

03.　 ネゲ・オヌン・キル 　4:02

04.　 ウングプシル 　3:58

05.　 タンシングァ・マンナン・イ・ナル 　3:47

06.　 チョウン・サラム 　4:01

07.　 ウォナゴ・ウォンマンハジョ Inst. 　3:31

08.　 ポルソ・イルリョン Inst. 　3:12

09.　 ネゲ・オヌン・キル Inst. 　4:02

10.　 ウングプシル Inst. 　3:58

11.　 タンシングァ・マンナン・イ・ナル Inst. 　3:47

12.　 チョウン・サラム Inst. 　4:01