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yangpa ヤンパ / 『the windows of my soul:5』

●全世界的な演歌復権の嵐の中、実に5年余のインターバルでリリースされたyangpa(ヤンパ)の5集。実はデビュー10周年盤でもあるのだが、03年秋にベスト盤がリリースされて以降、05年04月にイ・ビョンホン主演の映画『甘い人生』OSTへの参加(事実上の主題歌)前後に復帰計画が囁かれたものの、本人の芸名変更問題が最大の課題だったのか、その後ようやく2年を経て結局は元の芸名のままでの歌謡界復帰となった(ちなみに本名はイ・ウンジン)。女子高生歌手として登場し国産R&B歌手の嚆矢ともされただけに、時間の流れの上では韓流以降の日本では『yanpga, Who?』状態ともいわれるなか、見事なまでに漠然たる超“バラード”の世界が展開されている。すなわちキム・ドフン、パク・クンテ、ファン・ソンジェらの(現代韓国を代表する)確立されたメソッドによるR&Bが、極めて正統的な歌謡曲へと溶解していく逆錬金術と、それが演歌スレスレの地平でリバウンドしてくる緊張感も同時にお楽しみいただける状況。もちろん留学成果の痕跡的にビッグバンド・ジャズ風なども交えてはいるのだが、同時期にリリースされた[B]SEEYA[/B]の「2集」が“R&B vs 演歌 vs アイドル歌謡”というア・ラ・カルト方式を採ったことと好対照をなしているともいえよう。古くからのファンは、そのボイスが(3〜4集あたりと比較して逆に)17歳のころの瑞々しさに戻っている(!?)ことに唸らざるをえないかもしれない…とホメどころ満載だが、唯一気になるとすれば、28歳になった彼女がビジュアル的に若干Fandangoこと[B]ソ・ユジン[/B]化していることであろうか。全曲がその昔からyangpaの持ち歌だったような気がしてしまうほどのこなれ具合の上に、ラストの自作曲が世紀末な「甘い人生」路線だったりする(ま、アレンジはチョン・ジェイルなのだが)あたり、ほとんど戦慄的なものすら感じさせてくれる。


《曲目紹介》

01.  marry me  
02.  私のせいで  
03.  愛.. それが何だって  
04.  一人の人  
05.  あなたを知って  
06.  Love Letter  
07.  la vie en rose  
08.  泣かない方法  
09.  忘れないで  
10.  失った時間を求めて  
11.  彼女を捨てて  
12.  親切ですね  


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《曲目紹介》(ハングル[読み])

01.  marry me  
02.  ナッテムネ  
03.  サラン.. クゲ・ムォンデ  
04.  ハンサラム  
05.  クデルル・アルゴ  
06.  Love Letter  
07.  la vie en rose  
08.  ウルジ・アンヌン・ボプ  
09.  キオッケ  
10.  イロボリン・シガヌル・チャジャソ  
11.  クニョルル・ポリョヨ  
12.  チンジョラネヨ  

商品コード : FTFCD-1024
製造元 : [2007/05/17] FANTOM
価格 : 2,200円(税込)
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