SoundSpace

●DVD部分はNTSC、region=ALLです。●ならちゃんの「パンパンABCナラ」1,2(2002年)を再編。2枚に分かれていたDVDを90分強という尺はそのまま1枚にまとめ(ダブル・レイヤー化? 画質は厳密にいうと多少は落ちているもようだが )コンパクト・パッケージとしたもの。DVDとほぼ同じ内容(音源)のAudio CDが付いての2枚組。ただしCDの収録時間は37分であるにも関わらず曲数は40で同じ。カラクリは英語企画のほうはさすがに各曲ワン・コーラス程度でお開きとしたためのもよう。しかしCDのジャケにはちゃんと英語詞が英語で(…。)記載されている。…が、レイアウトの関係で出現順が多少前後するのもナゾだ。結局どういう事情でこういう形に再構成されたかと考えると、おそらくこの内容では10.08Mbsの画質は不要、韓国家庭のDVD普及率は高いので室内観賞には問題ないが、幼児の送り迎え時の車中で聴かせるためのCDなのではないか、といった貧困な想像しかできないが、いずれにしてもならちゃん、CDにその声(あえて歌とはいわず)が収録されているため、「ディスコ」グラフィー的にはカウントが増えてしまい、しくしくである。

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※以下は初期の2枚組DVDについての記述。1枚にまとまった以外はほぼ本作にも当てはまる。「童謡」篇が72曲にもおよぶ国産童謡(一部外国曲含む)だったのに対し、完全洋楽仕様(!)としたのがこちら。しかし…ならちゃんの英語不得意説は昔から語られるところで、挨拶や導入などは本人なものの、肝心の英語の歌になると吹き替え(しかもこども声だが、口パクしただけ立派)となっている。こちらでは登場の半分くらいは韓国人子弟で一応和めるほか、ならちゃんは衣裳替えも多く、画質と相俟ってヴィジュアル作品としては楽しめる要素が多いのも事実。チャプター付。