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●映画『ワイキキ・ブラザーズ』では女・リュ・スンボム状態(?)だったムン・ヘウォン嬢率いる(!)BIURET(ビュレ)のアルバム・デビュー盤。女性フロント(実はベースも)ということで、ポップ性と歌謡性を内包したモダン・ロックという期待されるバンド像を遙かに通り越して、明らかにブリット、下手をするとジャーマン系にまでに至るニューウェイブ(というより当時のPositive Punk?)的独善性を隔世遺伝的に備えた、韓国ロックの系譜外ともいえる(あるいはゴシック的というべきか)サウンドは、シングル時と比較してかなり大衆化フィルターがかかった雰囲気だが、オーディション時(女優としてではなく歌手の)には実はR&B曲(As One…)を歌ってユン・イルサンからほめられた前歴を持つともいわれるヘウォン嬢の歌手キャラがかなり底なし沼的でもあることも同時に感じさせてくれる。

《曲目紹介》

01.　 Without U 　3:21

02.　 嘘 　4:17

03.　 今夜は眠った後でもそばにいてちょうだい 　3:22

04.　 Fly my voice 　5:36

05.　 Mama 　5:02

06.　 Do you wanna get me? (浪漫的偏執症) 　2:44

07.　 Love and hate 　2:47

08.　 愛してる 　3:48

09.　 Violet 　4:33

10.　 笑わない姫 　4:55

11.　 青い砂漠の果て 　4:32

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《曲目紹介》(ハングル[読み])

01.　 Without U 　3:21

02.　 コジンマル 　4:17

03.　 オヌルパムン・チャムドゥン・フエド・キョテ・イッソジョ 　3:22

04.　 Fly my voice 　5:36

05.　 Mama 　5:02

06.　 Do you wanna get me? (ナンマンジョク・ピョンジプチュン) 　2:44

07.　 Love and hate 　2:47

08.　 サランヘヨ 　3:48

09.　 Violet 　4:33

10.　 ウッチ・アンヌン・コンジュ 　4:55

11.　 プルン・サマゲ・クッ 　4:32