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●03年4月公開、主演のソン・ガンホ(左)が強烈な…しかしタイトル通りのシリアス劇。サウンド制作のほとんどが日本人スタッフ。スコア主筆は岩代太郎(日本では「あずみ」の音楽にも参与)で、10〜15年前が映画の舞台にも関わらず懐旧的な印象の小オケ/室内楽で、クラシック…といってもロマン派どっぷりではなく一部教会音楽風な深淵さを伴って綴られる。クレジットなしだが、70年代前後の韓国歌謡({雨中の女人}含む)が3曲程度挿入されるが、全体との親和性はなぜか高い。キーとなるユ・ジェハ曲はラストに収録されている。