SoundSpace

クレジットには記載がないが、19曲目が(1)のインストver.として収録されている。参加歌手は主演の2人(オムさんは鶴の一声のみ)に加えClazziquaiよりAlexの(1)をはじめ、Sweet Sorrow、ジノ嬢、そして音楽監督でもチョン・ジェヒョン自身の歌となっている。今回は特に疑似印象派風ではなく30年代(?)あたり風のスイング系ビッグ・バンド・アレンジが採用されており、音質良すぎのためあくまでも後代のレプリカ状態(ないしはバンド・リーダー没後の老舗バンド的…)ではあるが、楽団中の楽器の配置=奥行き感まで意識された、時代風景の再現度が高いサウンドとなっている…と思ったら、(全部ではないが)NY録音の外人部隊を投入している録音であった。