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●04年《カンヌ映画祭》グランプリ(第2席)受賞作品…のサントラ。まるで3号線バタフライのようなジャケだが、音は完全にオケもので、イム・ヒョンジョン、チェ・スンヒョン、イ・ジスら3人のスコア。…といっても実はアコースティックなアンビエント・ハウス・トラックや、韓国的な伝統系リズムをオケ(弦)に乗せたものまであり、それらとワルツやマーチ風、さらにはヴィヴァルディ「四季」(当然EMI音源再利用)との落差が少ないあたり、非常に冷めたモダニズムとナショナリズムを内在させた作品。冒頭数秒(から曲に入る)カン・ヘジョンの語りが4か所ほどあり。

[※概ね2003年当時の情報を元に記述]。

※劇中に流れるミン・ヘギョン曲({ポゴシップン・オルグル}等)は収録されていません。