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パク・キヨン / 『Bohemian PARK KI YOUNG 6th album』

●2年弱ぶりとなる6集。Alexが参加していることが暗示するように(なのか、それゆえ彼がいるのか微妙だが)、デザインというかテキスタイル的にもエディトリアル的にもClazziquaiシリーズに通ずるコンセプトによっており(ちなみにブタ本体はクラジさんのネタとのことだが)、FLUXUSチームとの関係は上記Alexのほかは直接的にはWのバッキングと(その録音にも絡んで)スタジオを使用した程度に留まっているので、結局SEOUL RECORDSとしてのレベルでのコラボ(少年ジャンプの両さんみたいに…か?)とみられるところ。とはいえ女性アーティストの近年のジャケット・アートワーク(しかもモノ…というかグレイ・スケール限定)では出色のものといえよう。で、音のほうは、イ・ジェハク、カン・ヒョンミン(以上Loveholic関係)、チョン・ヘソン…といったところの参加(曲)もあるのだが、詞がほぼ全編自身であることからも、(前作で暗示されたピアノ弾き語り路線の延長としての)額面通りセルフ・プロデュース作とみてしまってよいであろうところ。前作でのJisunちゃんとの被り…問題が今回回避されているのは、計画経済的な抑止力、あるいはライブ用を見据えた組み立て…というよりも、アルバム・タイトルに象徴されるように(?)、女・イム・ジェボム方向に本人がイッちゃっているせいである部分が大きいと予想され、ロック・オペラ的な大構想の一パートを担うような設計方針も感じさせるところとなっている…かも。実際には、中盤から後半にかけて比較的ポップなトラック(本人作曲も含む)が現れてくるのだが…。
商品コード : SRCD-3914
製造元 : [2006/09/12] SEOUL RECORDS
価格 : 2,000円(税込)
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